失墜
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			2007年、多数の食品偽装事件が表に出た。どれも古くからの信頼を失墜させた。 前作「信頼と不信」同様、信頼と失墜も隣り合わせである。信頼を獲得するには年月がかかり、 失墜するのはあっという間であることを表現。 草冠は潤筆にて順風満帆な勢いを表し、さんずいと「各」を速筆・渇筆にて書くことにより堕落の速さと脆さを表した。 また、最後の「土」部分にて、泥沼化した隠蔽体質と這い上がって信頼を回復することの困難さを表した。

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