自然の猛威
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解説
2011.3.11東日本大震災が発生し、その津波は東北から関東の至るところで未曾有の大災害を惹き起こした。 発生が昼間であったことから、様々な地域の様々な映像が報道され、そのすさまじさは筆舌に尽くし難い。 津波は猛烈な勢いで押し寄せ、あとに残るのは瓦礫と化した街であった。本作品は、その様を獣偏と「然」によって表した。
このようなテーマの場合、大きな作品のほうが視覚的に訴えるものがあるのは自明であるが、 今回の大惨事はいくら大きな作品にしても表しきれないほどのものであったため、敢えて小さい作品の中で大きな動きを出すことに努めた。 また、黒く大きなマットを使うことで、被害の甚大さを表した。
なお、本作品は小さく視認しづらいため、 拡大画像をご覧いただくのもよいかもしれない。    
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