より
		文字
		解説
			「より良い」「より高い」「より速い」など、前に「より」をつけて、いわゆる比較級を表す形容表現がある。直前に「読点（、）」があればよいが、 日本語の特性で、単語間に空白を入れないことから、極まれに、「〜より」であるのか「より〜」であるのか、読み進める過程では瞬時に判明せず、次の瞬間に気づくことがある。 例えば、「〜するより良い〜が・・・」や「〜の今より良い〜が・・・」などであるが、たとえ一瞬とはいえ誤読感は気分のいいものではない。 そこで、「〜より」ではなく、形容詞の前につける「より」を漢字化した。 もともと、どちらの表現も何かと比較して、その形容のレベルを更に上げる場合に使うので、「比」と「更」を組み合わせ、「比」の右側を、似た文字である「上」とした。

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